宮西連区地域づくり
会長 森 雅昭
秋冷の候、皆さまにはご健勝のこととお喜び申し上げます。
さて、毎年の防災訓練にご参加いただき、皆さまの防災意識も高まっています。
今年、8月8日に日向灘で発生したM7.1の地震は記憶に新しいものです。日本全国において、地震や台風、集中豪雨等の災害が頻発しております。一宮市においては大きな災害がここしばらく発生しておりません。
日向灘の地震は「南海トラフ巨大地震」の想定震源域内の端で発生しており、気象庁は初めて「南海トラフ巨大地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表しました。地震の専門家は、震源域の西側で「一部割れ」が起き、今後注意をする必要があると指摘されています。「南海トラフ巨大地震」は今後20年内に70~80%の確率で発生すると言われています。
幸いにもこの後、大きな変化は起きていません。
大切なのは、日ごろからの地震に対する備えを再確認することです。
避難先などの確認
家族の居場所や連絡方法を確認
非常用持ち出し袋やヘルメットなど玄関に置く
家具の固定(転倒防止対策など)
非常食や飲料水の備蓄(少なくとも3日分)
宮西連区で最も懸念されるのは地震(震度6弱予想)の揺れによる建物の損壊と液状化による被害などです。万が一の時にどのように行動すれば良いか備えてください。避難所は収容人員に限りがあります。そのとき「自助」が一番大切になります。
特に、地震については、「時なし」「場所なし」「予告なし」と言われています。
繰り返しになりますが、今一度備えの確認をお願い申し上げます。
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