「一宮市道路元標」の石柱が、真清田神社宮前三八市広場にある。もともと国道155号信号柱の下に建っていたが、平成15年の同広場の整備とともにいったんは路面に埋め込まれ、16年間にわたって踏みつけられる憂き目にもあっている。道路元標は、起点と終点を示すために大正時代の道路法施行によって設置され、古くは一宮までの距離はこの道路元標が基になっていた。まさに、一宮市内を通過するあらゆる道路の1丁目1番地なのである。踏んづけられっ放しでは・・・という意見もあり、5年前に地面から起こされいまの地に建て直された。同時に、脇に説明文も設置され元々建っていた場所には標示鋲も打ち込まれた。すべての道は真清田神社に通じていた訳だ。

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