会長あいさつ

令和5年度がスタートしました。この度、宮西連区地域づくり協議会会長に選出されました。連区の皆様、役員委員の皆様の助けを頂き、事業を進めたいと思っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

昨年度は、前会長の岩田茂樹さんを始め、役員や連区の町会長、住民の皆様により様々なアイデアを皆で出し合い、ここ3年間続くコロナ禍の中ではありましたが、良い活動ができ、地域の力を大いに感ずることができました。2 回目を迎えた「希望の花火」の打ち上げも地域の皆様のご協力で観客を入れ盛大に終えることができました。また、防犯カメラを新たに3か所設置しました。(次号でご案内)心より感謝申し上げます。

「地域づくり協議会」は、今まで別々の活動が多かった地域の団体が、地域づくり協議会という同じテーブルにつき、地域のことを一緒に考え、実行する新しい地域自治の仕組みです。

これまで各団体が縦割りで事業を実施してきましたが、これからは横のつながりを強化して、連区の実情を考え団体に提案・サポートをしていきます。

令和5年度は、防災・減災と子ども支援を地域の重点目標としたいと思います。

防災については、近年大地震や風水害が全国で毎年のように発生しておりますが、一宮市では大災害に見舞われた経験が少なく、防災に関心が薄いようです。しかし、南海トラフ巨大地震に襲われることも十分に可能性があります。長期間のライフラインの停止があり、日常生活が困難になると予想されます。万が一の災害に見舞われたとき、どのように行動すればよいか、避難場所はどこかなど各自で備えることが大切です。しかし、「自助」には限界があり、地域としての「共助」がぜひ必要になります。そこで「宮西防災協議会」を立ち上げ、広域避難場所、避難路、避難所、福祉避難所などを記載した「防災ファイル」を作成し全世帯に配布いたします。また、機会をとらえて避難訓練等を実施し、避難所設営・運営なども訓練を実施する予定です。ご理解・ご協力をお願いいたします。

子ども支援については、今までは公民館・児童育成協議会・学校外活動推進委員会・児童館など各団体が個々に計画していた活動を、できる限りつながりがあるように方向性を出して行きます。また児童見守りも充実させ、住民皆で支援をしていきたいものです。さらに、令和 4年度からスタートした中学生対象の「宮西学習教室」、小学生対象の「子ども広場」の充実を図っていきます。

今後も宮西地域づくり協議会の活動に連区ワンチームとなり、ご支援・ご協力をお願い申し上げます。

令和5年5月吉日

宮西連区地域づくり協議会

会長 森 雅昭